交通事故における示談と慰謝料で大切なこと

交通事故における示談と慰謝料で大切なこと

交通事故による慰謝料を含めた示談交渉は、基本的には被害者の受けた被害が完全に判明し、これ以上何もないということになってから開始され、損害賠償額の算定が行われます。人身事故の場合は、大きく分けると3つのパターンがあります。「被害者が死亡してしまった時点」、「被害者が怪我を負い完治した時点」、「被害者が怪我を負って、後遺症が残ることが確定した時点」この3パターンです。

 

被害者が不幸にして死亡してしまった場合、お葬式が終了し、四十九日の法要が終了した時点で、示談交渉、慰謝料の算定が開始されるのが一般的であるといわれます。自賠責の場合は、怪我をしてその結果死亡の場合、怪我の補償120万円と死亡の補償3000万円の合計で3120万円が上限になります。基本的に死亡した人の経済能力などの利益損失や残された遺族への慰謝料などで、死亡慰謝料の算定がなされます。自賠責で全てがカバーできるかどうかは、相手次第ですが、慰謝料の支払いを自賠責だけでカバーするのは危ういというのが実情でしょう。

 

被害者の怪我が完治するレベルのもので、それが完治した時点で、通院、入院日数、精神的苦痛によって慰謝料が算定されます。自賠責の場合は怪我の補償が上限120万円となっています。また、健康保険の治療ではありませんので、これもかなりの軽症でない限り自賠責だけでは危ういでしょう。ちなみに、私の場合3週間程度の通院で20万円くらいの慰謝料を貰ったことを記憶しています。

 

被害者に何らかの後遺障害が残ってしまった場合は、その障害の程度が確定した時点で、示談交渉を開始します。慰謝料を自賠責でカバーする場合、障害の程度によって上限が設定されています。最大が4000万円となりますが、これも相手次第であり、障害によって相手の生計維持が困難となってしまった場合などは、自賠責の補償だけは心もとないといえます。

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