交通事故の示談と訴訟について

交通事故の示談と訴訟について

交通事故の場合、示談と訴訟になるケースはどちらが多いでしょうか。示談で解決というのが殆どであり全体の95%といわれています。そもそも、交通事故の示談の場合は当事者同士の話し合いで慰謝料などを決めるというケースよりは、被害者と加害者の間に保険会社が入り、調整を行う物になります。この場合の慰謝料などは、自賠責保険のみですと、人身事故のみであることや、補償の上限が低い設定になっています。それ以上の示談金、慰謝料を請求された場合などは、民事訴訟となることもあります。

 

示談と訴訟のどちらになるのかといえば、普通の交通事故であれば示談交渉で片がつくものです。しかし、被害者の要求と加害者の言い分がどうしても合意できない場合などは民事訴訟によって争うことになります。

 

出来ることなら、裁判になって疲弊するようなことは避けたいものです。ただ、被害者にとっては、保険会社の査定する慰謝料の提示金額に納得できないという人もいるでしょう。保険会社としても、出て行くお金を抑えるために、示談交渉で提示する金額は低めに抑えてくるといわれています。

 

示談と訴訟の場合を比べると、同程度の事故であっても保険会社が初回に提示する示談金は裁判所基準の60%程度であるともいわれています。それでも示談と訴訟では示談が圧倒的に解決の方法として選ばれているのは、軽度の事故などでわざわざ裁判にもって行くような必要がないような事故の方が圧倒的に多いからでしょう。全治1週間程度の怪我で「100万円よこせ!」と言っても、それは無茶なものです。物には相場があります。ただ、自分が被害者となったときに示談金が妥当なものであるかどうかは、ネットの掲示板などで同じような経験をされた方などの意見を聞いてみるなどの方法がいいと思います。

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