高齢者の任意保険は値上げ

高齢者の任意保険は値上げ

高齢者を狙い打ちにした、任意保険の値上げが大手損害保険会社を中心に打ち出されています。最大手の東京海上日動火災保険は、2011年7月から60歳以上の保険料の値上げを打ち出しています。

 

現在は35歳以上ということで一律だったものを、今後は30代、40代、50代、60代、70代以上と細分化して設定するとのことです。実際の保険料は、59歳以下は若干の値下げであり、60歳以上が値上げになるという高齢者を対象にして値上げといっていい措置をとってきます。

 

この背景には、高齢者の事故率の高さと入院期間の長さなど、保険金支払いの負荷が大きいことが原因であると考えられています。また、今後の少子高齢化、若者の車離れなどを考えていくと、利益のメインを高齢者にシフトしていこうとする動きなのかもしれません。この動きはおそらく損保各社も追従するものと思われますので、今後も高齢者にとっては任意保険の値上げという現実が迫ってくるのは間違いないことです。

 

ただし、このような動きの中で、ネットを中心として販売している保険会社は値上げにいかないのではないかとの推測もあります。そもそもネットを中心とする会社には若い人が中心で、高齢者が少ないという現実があるのです。ネット系の保険会社とすれば、大手の任意保険の値上げは高齢者を囲い込むチャンスともいえるわけですから、どのように動くかは分かりません。

 

ただ、インターネットで任意保険を申し込むという年齢はせいぜい60歳くらいまででしょう。ネットが普及しはじめて10年ということを考えると当時50歳であった今の60歳くらいが最上限ではないかと思います。70歳以上の高齢者にどうやって売り込んでいくかというのが問題になると思います。

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